2024年、鳥取県農業協同組合(NOSAI)の皆さまに向けて、職階別に研修を実施しました。
今回の研修には東部支所、本所、中部支所、西部支所からすべての職員が集まり、各階層に必要なスキルや知識を学んでいただく機会となりました。
みなさんの積極的な姿勢のおかげで、私自身も多くの学びを得ることができ、充実した時間となりました。
研修内容は、職階ごとに分かれており、それぞれの役割に応じた実践的な知識やスキルを身につけていただきました。以下に研修内容を紹介します。
新人職員:ビジネスマナー
社会人として求められる基本能力
第一印象の大切さ
報連相(報告・連絡・相談)の重要性と実践方法
接遇の5原則
新人および採用5年以下の職員:メンタルヘルスケア
ストレスサインを知る重要性
睡眠や会話を通じたストレスケア
自分の考え方の癖に気づくこと
思考パターンを変え、気分の改善を目指す方法
アンコンシャス・バイアスについて
リラクゼーション方法
35歳以下のメンター役職員:メンターの役割
メンターに必要なスキル
省察的な問いかけの活用
相談を受けたときの対応方法
オウム返しやアイ・メッセージの実践
アンコンシャス・バイアスについての理解
メンタリングのロールプレイング
36歳以上の管理職以外のリーダー職
リーダーの役割と目的設定
問題解決技法
メンタルヘルスケア(心身へのストレスの影響、気分転換方法、相談対応)
管理職
ストレスサインの重要性
ハラスメント防止と対応の方法
心理的安全性の確保
パワハラと業務指導の違い
若手への相談対応方法の共有
合意形成(コンセンサス)
それぞれの研修は、実際の業務で活かせるよう具体的な場面を想定し、実践的なスキル習得を目指しました。
NOSAI職員の皆さまが新たな知識を日々の業務に取り入れ、組織全体の成長に貢献されることを心から願っております。